平成29年8月10日
こんにちは。
台風も無事逸れて畑は事なきを得ました。今年の7月は雨がなくどうなることやらと思っていましたが、いざ一度雨が降ると丁度良いペースで雨が降ってくれるので助かっています。
さて、去る8月4,5日は匝瑳市の祇園祭でした。年に一度の大イベントです。全10町で執り行うお祭りですが、今年はうちの町内が10年に一度の年番町を務める年でしたので準備から祭り当日も含め片づけまで大忙しでした。
普段は閑散としている商店街や町中もこの日ばかりは人でごった返します。
匝瑳市のこのお祭りは全国的にも珍しくお囃子(おはやし)のリズムに合わせてお神輿を担ぐ祭りです。東京の三社祭などの江戸前の担ぎ方とはまた違ったリズムや華やかさがあり、遠方からこの祭りを楽しみに見に来る方もいるそうです。
自分も含め地元の方は「祭りが終わると一年終わったなぁ」とよく言います。祭りを境に一年が終わり、また始まります。このお祭りがどれだけ地元の方にとって大切なものなのかがよく伝わる一文です。
私はもっぱらお囃子で笛や太鼓が専門ですので、お神輿に触るのは神輿組みの時くらいなものですが、自分たちが入念に組んだお神輿が祭当日大勢の人たちに担がれている様、大勢の人達がお神輿を囲って大いに盛り上がっている様を見ると嬉しい気持ちになります。このような代々伝わってきたお神輿の組み方やお囃子などを、次の世代に繋げられるように学び、伝承していくことが自分たちの役目であると感じています。
陽だまり農園 太田康博
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