2017年10月13日金曜日

平成29年10月4日

こんにちは。
すっかり陽気も秋らしくなり、朝晩は15℃近くまで冷え込むようになりました。寝ている間にうっかりかけ布団がはだけていると、朝起きてくしゃみをしながら鼻水をズーズーすする始末です。季節の変わり目は体調を崩しやすいため皆様もどうぞお気を付けください。



さて、畑では秋冬野菜が着々と育っています。
写真は、関東では珍しい冬に収穫するジャガイモです。関東では2月下旬から3月上旬に植えつけて6月に収穫する作型が一般的です。農業を始めるまでジャガイモというと“冬”のイメージがあったため、2~3月に植えつけて6月に収穫が一般的だと言われても抵抗がありました。このジャガイモというと“冬”というイメージは、幼少期に冬になると決まって暖かいシチューやカレーのCMがテレビから流れてきたことに起因しているのではないかと推測します。木枯らし吹く冬の寒い日に学校から帰ってきて夕食を待つ間、コタツに入りながら「腹減ったなぁ」とテレビを眺めていると、ここぞとばかりに暖かいシチューやカレーのCMが流れてくるのです。また、そこで描かれている家族というのが世間一般に誰もが思い浮かべるような暖かな家族像であり、どこか都会的で子供ながらに「あぁ、暖かくて美味しそうだな…」「あぁ、暖かくて素敵な家族だな。世間のみんなはこんな素敵な暮らしを送っているのかな?」と羨ましく思うのです。別に私自身幼少期にとんでもな不幸があったわけでも、特別貧しい生活を送っていたわけでもありませんが、イメージというものはとても強大で、あのCMを見たからには誰しもがそう思わざるを得なくなってしまうのでありましょう。今もなお私の潜在意識の中に居座り続ける当時のCMは、映画でいうところのアカデミー賞に匹敵するほどの不朽の名作であることに違いありません。



大根も発芽したての2週間前と比べてぐんぐん大きくなっています。暖かい時期は虫も多いですし、草もよく出ますが、作物も1日1日大きくなるのがしっかりとわかるので畑へ行くのが楽しくなります。


人気商品「縮みほうれん草」です。
きれいに発芽してやっと本葉が出始めたところです。
普通のほうれん草に比べ、霜にあたると驚くほどの甘さが出てくるのが縮みほうれん草の特徴です。
良い大きさまで育て、12月から1月にかけて本格的に霜が降り始めたら出荷開始です。
楽しみにしていてください。

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